疲れた子どもが「頭痛い」と言って嘔吐する理由は自家中毒?

パパ育児

子どもが疲れると頭痛を訴えて吐くことが多いなぁ。どうしてだろうか?何か原因があるのだろうか?

私の長女が疲れると頭痛を訴えて吐くことが多くて悩んでいました。

実際に嘔吐した時のことについて以前記事 にしました。

子どもが嘔吐すると対処が大変ですよね。

その時に調べたときにわかったことがありましたので、記事にしてみました。

この記事を読むとわかること

・子どもの頭痛からの嘔吐の原因は自家中毒かも?

・自家中毒について

・自家中毒の対策4選

子どもが頭痛をよく訴えて嘔吐するパパママは参考に読んでみてください。

その症状はもしかしたら自家中毒かもしれません。

私の娘が疲れると頭痛を訴えて嘔吐する

わが家の長女7歳が5歳くらいから、疲れると吐き気を催して嘔吐するということを繰り返していました。特に新しいことがある時期が多めでした。

例えば4月は進級であったり、小学校入学であったり、新しいことが多めになります。

しかし、その時期以外にも、疲れを感じると嘔吐することが多いい長女でした。

嘔吐する流れとして多かったのがこのような流れです。

疲れるイベントが終わる

4月であったら入学式や初めての小学校登校、普段であれば習い事が終わった後が多かったです。

自宅へ帰ると頭痛を訴える

頭が痛い~。頭が痛い~。気持ち悪い~。気持ち悪い~。

と、よく訴えてきました。

すかさず、トイレへ連れていきます。

トイレで嘔吐する

体調不良を訴える長女の背中をさすると、嘔吐しました。

吐いた後は疲れ切って寝る

嘔吐したことに体力を消耗し、寝てしまいます。


長女にはこのようなことが5歳ごろから多く発生していました。

なんでかなぁ、と疑問には思っていましたが、詳しくは調べていませんでした。

単なる体調不良だと思っていました。

しかし、長女が先日嘔吐した時に詳しく調べてみました。

そしてわかったことが、「自家中毒」という症状です。

自家中毒とは?

自家中毒って知ってますか?

言葉は聞いたことがあるかもしれません。

私も「自家中毒って子どもが嘔吐するやつだよね。」って感じの理解でした。

自家中毒の正式名称は「アセトン血性嘔吐症」というみたいです。

簡単に言うと体内のケトン体という物質が増えすぎて、中毒になって嘔吐を催すみたいです。

このケトン体が増える原因は、ブドウ糖の不足と言われています。

血中のブドウ糖が不足すると、脂肪酸からケトン体を作ってエネルギーを作ろうとします。

普通であればケトン体は筋肉組織に吸収され、エネルギーに変換されます。

しかし、子どもは筋肉量が少なく、ケトン体が吸収される量が少なくなってしまいます。

つまり血中のケトン体の量が多くなるので、体内のケトン体が増えすぎてしまいます。

そしてケトン体が中毒を起こして嘔吐症状が発生する、という仕組みみたいです。

ざっくり調べてまとめたので、言葉足らずかもしれません。

しかし、自家中毒を知るきっかけとしては十分かと思います。

長女の食生活について

私の長女はとにかく白米を食べませんでした。

お茶碗にちょこっと盛って食べるように言っても残すような状況でした。

白米があまり好きではないと言ってました。

なので私も妻もそんなに強制的に食べさせることはしていませんでした。

しかし、白米は糖分が豊富に含まれています。白米を食べないことで糖分不足になっていたと考えられます。

また、「おやつ」についても、肥満にさせたくなかったのもあり、できるだけ与えないようにしていました。

与えたとしても、もっと欲しいと言われても

夕ご飯が食べられなくなるでしょ!ダメ!絶対!

と言ってました。

つまり、長女はブドウ糖が不足する状況が多かったと考えられます。

子どもが、疲労→頭痛→嘔吐を繰り返すのであれば自家中毒を疑ってみる

私は自家中毒について調べて多少の知識を付けることができました。

長女は慢性的に「ブドウ糖」が不足している。

そのために疲れたときは、頭痛を訴えて嘔吐すると考えました。

では、自家中毒に対してどう対策すべきなのか私と妻は考えました。

私が実際にやった自家中毒の対策4選

自家中毒対策のひとつ:チョコレート

実際にやってみて効果があった自家中毒対策について4つ紹介します。

ブドウ糖の摂取を積極的にさせる

ケトン体の発生を防止するために、積極的にブドウ糖を摂取させることにしました。

具体的にはこんな感じです。

具体的にやったこと

・疲れを訴えた際にはすぐにあめ玉やチョコレートを与える。

・習い事から帰ってきたら、すぐにチョコレートを与える。

 ※夕ご飯の前でも関係なく与えました。(チロルチョコ1個~2個)

・長女本人にも意識して糖分を摂取するように教えた。

 ※頭が痛くなって吐くのは、糖分が不足してるからということを本人に意識づけました。

本人に意識づけしたことによって、疲れを感じたらあめ玉やチョコレートを食べたがるようになりました。

ただ欲しがっているのかどうか、判断が難しいですが、気持ち悪くなって嘔吐するよりはましかと思います。

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子どもが疲労を感じている時はイベントを取り止める

子どもの様子をよく観察して、明らかに疲れているようであれば、休ませましょう。

私の長女の例であれば、習い事を何回か休ませました。

習い事のお金はもったいないですが、長女の体調を優先しました。

子どもがストレスを感じている事を把握すること

子どもとコミュニケーションをよくとってストレスの原因を突き止めましょう。

ストレスも自家中毒の原因となりますので、可能な限り取り除きましょう。

私の長女の例であれば、寝る前に絵本を読む際に必ず、今日あったことを聞くようにしています。

今日の楽しかったこと、いやだったことを聞くようにしています。

その際に、学校であったいやだったことを聞くことで、どんなところでストレスがかかっているかを把握するようにしています。

子どもがどんなことでストレスを感じているかは、聞いてみなければわかりませんよ。

そしてそのストレスへの対処方法について親子で話し合います。

解決するかはわかりませんが、話し合うことが大事かなと思います。

十分に睡眠を取らせる

自家中毒の原因の一つが疲労です。

疲労が十分に回復するように睡眠は多めに取らせましょう。

わが家の長女は可能な限り20時30分には寝床に入れるように夫婦で寝る準備を進めています。

特に、疲れを訴えたときは、多少なりとも強引にでも寝ることを優先させます。

この時にできるだけ夕ご飯は食べさせるように意識しています。

ご飯を食べないで寝ると、朝起きたときに自家中毒になることがあるとも言われているためです。

子どもとコミュニケーションを取って食べられるようであれば、食べさせてから寝かしてあげましょう。

まとめ

以上が私の長女の自家中毒対策でした。

自家中毒については気になるパパママが居れば、自分でも調べてみてください。

色々な情報がありますので、取捨選択して、子どもの自家中毒を対策してあげましょう。

自家中毒に悩まされているパパママの参考になればうれしいです。

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