
なんか日本って子育てしにくい世の中だよね!政治家ふざけんな!

そう思うなら少子化対策を自分でかんがえてみれば?

確かにそうだな。ちょっと少子化対策について考えよう。
そう思ったので少子化対策についてパパ育休中の私が考えてみました。
✅この記事を読んでわかること
・育児している親がこんな支援があったら子育てしやすいなと思う少子化対策5選
・私がその5個の少子化対策が有効だと思う理由
私は少子化対策について考えて、ツイートした内容は以下の通りです。
私がなぜこのようなツイートをしたのか、それぞれの少子化対策について説明しようと思います。
育休手当の全額支給
【どうしてこう思ったのか】
育休を実際にとっている私が感じている不安なことは、経済的な面が大きいと思います。
育児休業手当金は標準報酬月額の67%支給されることになっています。
それが100%になったらどうなるのか。
標準報酬月額を40万として考えてみるとこんな感じです。
✅実際どれくらい違うのか
【現状】育児休業手当金支給額が67%
標準報酬月額を40万円とすると、
育児休業手当=40万円×0.67
→手当金額は「26万8,000円」になります。
正直に言うと手取り収入が下がるので、経済的にかなり不安です・・。
では、育児休業手当金の支給額を100%にしたとすると仮定しましょう。
↓育児休業手当支給額を100%にすると・・・
✅もしこうなったら・・・?
【もし改正したら】
育児休業手当金支給額が100%
標準報酬月額を40万円とすると、
育児休業手当=40万円×1.00
→手当金額は「40万円」になります。
✅つまり、これくらい違う
差額=40万円ー26万8,000円
=132,000
つまり13万2200円手当金が増えます。
【改正された後の個人的な見解】
これで育休を取ることに対する経済的な不安はなくなります。
というか、普通に働いているより収入が増えてしまいそうです。
でも、少子化を止めるにはこれくらいのインセンティブはあっていいのかなって思います。
現状では経済的不安なのは間違えありませんから。
保育園幼稚園から高等教育まで無償化
【どうしてこう思ったのか】
保育園や幼稚園に毎月払っているお金や小学校に払っているお金が結構大きい金額です。
わが家が次女のために保育園に毎月約4万円払っています。
長女が通っている小学校には毎月約1万円を支払っています。
中学校や高等教育についても、援助する必要があると思います。
もし、毎月の学費等のお金がかからなければ子育て世代の支援が効率的にできると思います。
✅実際どれくらい違うのか
【現状】我が家で毎月支払っている学費
・長女は公立小学校に通っており、毎月1万円の学費がかかっている。
・次女は保育園に通っており、毎月4万円程度支払っている。
「現状の個人的な感想」
毎月の学費の支出としては、約5万円程度の支出です。
正直収入が上がらないから、共働きするためにこれだけのお金を払わなければならないという制度はおかしいと思います。
その支払っている収入には所得税支払っています。
さらに収入によってさらに多くの金額を支払はなければ働けないというのはおかしいと思います。
なのでそれをすべて無償化する方がいいと思います。
では、実際こうなったらどうなるのか。
↓保育園幼稚園から高等教育まで無償化すると・・・
✅もしこうなったら・・・?
【もし改正したら】
・子どもを預けることに対するコストがなくなる。
・コストが問題で預けられなかったパパママが子どもを預けられるようになる。
・パパママが子どもを預けられるようになるので、働くことが出来るようになり、労働者が増えるので、税収が増える。
✅つまり、これくらい違う
教育機関に支払う金額は基本的に0円となる。
わが家の例を挙げると5万円程度支払っています。
その5万円が可処分所得に変わるので、余裕を持った育児ができる。
【改正された後の個人的な見解】
育児にかかるコストが減ることで可処分所得が増えます。
増えた可処分所得を習い事に消費することもできます。
習い事に払うコストが増やせることによって、子どもの教育水準を向上させる効果も期待できます。
日本人の教育水準が上がることで、成人になったときに優秀な人材が育つ可能性が高くなると思います。
優秀に育った成人が多くの成果をあげることで、税収の増加も見込めますね。
日本は教育に対する国家予算の割合が先進国に比べて低いと言われています。
保育園幼稚園から高等教育まで無償化は子どもに投資する効果的な政策だと思います。
児童手当の人数に応じた段階的増額支給
【どうしてこう思ったのか】
少子化対策として一番有効な手段の一つだと思うのが「児童手当の人数に応じた段階的増額支給」です。
具体的に言うと、子どもの人数が増えれば増えるほど児童手当の支給額が増額される、ということです。
現在の児童手当については、扶養している年齢に応じて、金額を決めています。
3人目以降は6歳以降の減額がなくなるという制度設計になっています。
しかし、この金額を育てている子どもの人数に応じて増額させるように制度を変更すればいいと思います。
例えば、1人目は1倍の金額、2人目は2倍の金額、3人目は3倍の金額というように倍率をあげていくような制度にすることが必要だと思います。
では実際にどんな感じになるのか見ていきましょう。
✅実際どれくらい違うのか
【現状】我が家の例(7歳、3歳、0歳)
・7歳の児童手当=毎月1万円
・3歳の児童手当=毎月1万円
・0歳の児童手当=毎月1万5千円
毎月支給されている児童手当額=3万5千円
「現状の個人的な感想」
毎月子どもを育てるのに約1万円の支給がされている状況です。
しかし、この支給条件では、子どもを増やすインセンティブとして働きません。
子どもが増えれば増えるほど、家計にかかる経済負担の方が高いです。
なので、子どもをもっと作るインセンティブとして、子どもが増えると児童手当が倍増する仕組みにするのがいいと思います。
それが「児童手当の人数に応じた段階的増額支給」です。
一人目は児童手当支給金額×1倍
二人目は児童手当支給金額×2倍
三人目は児童手当支給金額×3倍・・・
そのような制度設計であれば、子どもを増やすインセンティブとして働くと思います。
↓「児童手当の人数に応じた段階的増額支給」すると・・・
✅もしこうなったら・・・?
【現状】我が家の例(7歳、3歳、0歳)
・7歳の児童手当=毎月1万円
・3歳の児童手当=毎月1万円×2倍(2人目なので)=毎月2万円
・0歳の児童手当=毎月1万5千円×3倍(3人目なので)=毎月4万5千円
毎月支給される児童手当額=7万5千円
✅つまり金額はこれくらい違う
差額=7万5千円【改正後】ー3万5千円【改正前】
=4万円【毎月増額分】
つまり4万円分収入が増えます。
【改正された後の個人的な見解】
私の家庭だと3人子どもがいるので4万円分、毎月収入が増えます。
それぐらいの収入が増えれば、子どもへの習い事や、色々な経験をさせることが出来ます。
色々な経験をした子どもは成人した時に多く利益を生み出す存在になる確率が高くなると思います。
結果的に税収が増えるので、未来への投資としてこの対策は有効であると個人的には思います。
子ども手当に関する所得制限撤廃
【どうしてこう思ったのか】
子どもを育てるのに収入は関係ないと思います。
収入が多いのはその人の努力の結果です。
それに対して児童手当の支給制限をかけるのはナンセンスだと思っています。
✅実際どれくらい違うのか
【現状】
・1200万円以上の収入がある家庭の子どもは児童手当が支給をされていません。
・つまり親の収入によって子どもが差別をされていることになります。
「現状の個人的な感想」
収入が高い家庭に対して児童手当が支給されていません。
親が努力して稼いでいるのに、それに対して制限する理由はありません。
この制度はある意味少子化を助長していると思います。
なぜならば、所得が多い人が児童手当が支給されないことによって、子どもをもう一人作るという選択をしなくなる可能性を高めていると私は思うからです。
では、児童手当の所得制限を撤廃するとどうなるのか。
↓「子ども手当に関する所得制限撤廃」すると・・・
✅もしこうなったら・・・?
【もし改正したら】
・子どもがいる家庭に対してすべての児童手当が支給されるようになります。
・将来優秀な成人が育つ可能性が高くなるので、日本にとって有益である。
✅つまり金額はこれくらい違う
それぞれの家庭の子どもの状況によってかわってきます。
単純に児童手当をもらっていない家庭はもらうことが出来るようになります。
【改正された後の個人的な見解】
親の収入によって子どもに間接的な差別をしている状況を改善できると思います。
私は所得制限にかかっている家庭ではなく児童手当をもらっていますが、児童手当がもらえていない家庭があることはよくないと思います。
パパママ合わせて育児休業1年以上の取得を義務化
【どうしてこう思ったのか】
育児休業は制度として決められているのに活用されていないので、義務化をすればいいと思いました。
子どもが産まれたら、パパもママも育児休業を1年以上取得することを義務とするのがいいと思います。
パパも1年間強制的に育児をしなければならない状況にするということです。
つまり、義務化してしまうということです。

過激だなぁ。どうしてそう思うんだろうか?
私が育児休業を「義務」としたのは、私の経験上のそうするのが一番いいと思ったからです。
私の育児休業の取得経験について
私の経験を述べたいと思います。
私は3人の子どもがいます。
私は育児休業を取得したのは3人目が産まれた時「のみ」です。

あれ?1人目と2人目の時は育休とらなかったんだ?なんでだろう?
そんな疑問が浮かびますよね・・・。
なぜ私は1人目、2人目が産まれたときに、育児休業を取らなかったのでしょうか?
私が1人目、2人目が産まれたときに「気が付かなかった」のです。
産後のママがどこまで大変な目にあっているのかってことをです。
それを「義務化」することで、産後のママと一緒にいることで、ママの苦しみを感じて、ママを助けて、一緒に乗り越えることが重要だと思います。
ママが育児休業を取得しているケースはよく見られます。
しかし、パパが育児休業を取得するケースは今までは非常に珍しいケースでした。
少なくとも私は1人目、2人目の時にはこのように思ってました。

子どもが産まれたし、もっと働かなくっちゃ!妻には子育てを頑張ってもらおう!
おそらく「パパ育休」という概念もなかったし、育児休業を取得するかどうかを考えたことはありませんでした。
・・・実は1人目が産まれる時、先輩で一人だけ育児休業について教えてくれた人がいました。
しかしその時、私は昇任を控えていました。
その先輩の話を聞いてはいたが、昇任することと育児休業を天秤にかけて、昇任することを選びました。
今でもこの選択は後悔をしています。
なぜならば、妻は1人目を産んだ後に産後うつの一歩手前まで落ち込んでしまったからです。
では、なぜ2人目が産まれたときにとらなかったのか。
それは、ママが子どもを育児するのが普通だと思っていたからです。
そう、私はこう考えていたのです。

家事、育児、料理は妻(ママ)の仕事でしょ?俺は働いてるんだから、大変なんだよ。あー、疲れた。疲れた。週末ぐらい休ませてよ。
・・・そう。私は家事、育児、料理は「妻の義務」だと思っていたのです。
私の年齢は30代後半で、1980年代に生まれた男性、女性はもしかしたらこういう考え方の人が多いかもしれません。
少なくとも私はそう思っていました。
その考えを変えるきっかけが、「パパ育休」でした。
パパ育休のすばらしさは、この記事に書いていますので、読んでいただければと思います。
世の中のパパがパパ育休を取ることで、家事育児料理をできるようになれば、ママも「もっと子どもが欲しい」と思うかもしれません。
「パパママ合わせて育児休業1年以上の取得を義務化」について
では実際、「パパママ合わせて育児休業1年以上の取得を義務化」をすると、どんな感じになるのか考えてみましょう。
✅実際どれくらい違うのか
【現状】
・子どもが産まれる家庭のパパとママは子どもが1歳になるまで育児休業することが認められています。
・ママが育児休業を取るから、パパは取れない、ということではなく、パパママ同時に取得可能です。
・義務ではないので、「事業者」との相談になります。
「現状の個人的な感想」
あくまでも「取りたければとればぁ?」というスタンスですね。
しかし、最近、ある一定以上の従業員を雇っている事業者には育児休業の取得状況を公表する義務が追加されました。
なので、もし労働者に育児休業を取得させないのであれば、「育児休業を取得させていない企業」といった評価を世の中に公表されるようになったみたいです。
※ちなみに、私は社労士ではありません。あくまで個人的な見解と思ってください。
なので、「取りたければとればぁ?」ではなく、「パパもママも最低1年間とることを義務」とすることを考えてみます。
↓「パパママ合わせて育児休業1年以上の取得を義務化」すると・・・
✅もしこうなったら・・・?
【もし改正したら】
・ママが育児休業を1年取ったのであれば、それに加えて、パパも1年間とらなければなりません。その期間については重ねて取ることは可能とします。
・つまり、パパも最低1年間育児休業を取らなければなりません。
✅つまりはこれくらい違う
・もちろん事業者は必ず取得させなければならないので、「仕事が忙しいから・・」という言い訳は聞きません。子育てに強制的に参加させます。
・そうすると、パパも家事育児料理を担当する可能性が高まります。
【改正された後の個人的な見解】
少子化対策として、この対策はかなり効果が高いと思います。
実際に少子化対策先進国の北欧の国々では実際に行われている対策とのことです。
少子化対策は効果がすぐに出るモノではありませんが、何もしなければ急激に子どもが産まれなくなると思います。
その子どもが減るスピードを抑える必要があると思います。
まとめ
今回は3人の子どもを育てているパパが考えた少子化対策について考えてみました。
この記事では5つの少子化対策について説明していきました。
✅私が考える少子化対策5選
・育休手当の全額支給
・保育園幼稚園から高等教育まで無償化
・児童手当の人数に応じた段階的増額支給
・子ども手当に関する所得制限撤廃
・パパママ合わせて育児休業1年以上の取得を義務化
この5の対策を実施したら、少子化が少しは収まるのではないかと私が個人的におもいました。
あくまで個人的な感想なので、なんのプラスにもなりませんが、読んでいただきありがとうございました。
この記事を書きながら思ったことがありました。
それは、世の中のパパママが考える少子化対策ってどんな感じなのかなぁ、と思いました。
もっと、少子化対策について発信するパパママが増えるといいなぁ、とも思いました。
パパママはどんどん少子化対策について発信していきましょう。
少なくとも私は発信していこうと思います。
発信している内容は3人目の子どもが産まれて初めて育児休業を取得した経験を時系列にまとめてたりします。
また、育休以外にも家事や料理の記事も書いていますので、是非読んでみてください。