パパ育休で最も大事なことは「ママの話し相手になること」である

パパ育休

パパ育休を取るけど、パパ育休中で最も大事なことって何だろう?ママに何をしてあげればいいのかわからない。

そういうパパにパパ育休を取得してもうすぐ3か月の私がアドバイスします。

私は3児のパパのもゆパパです。

長女7歳、次女3歳、3女0歳のパパです。

3女が産まれた機会にはじめて育児休業を取りました。

いわゆるパパ育休ですね。

そのパパ育休を取得中の私が実際に経験したことを踏まえて、パパ育休で最も大事なことについてアドバイスします。

この記事を読んでわかること

・パパ育休中にママにしてあげるべきことは「話し相手になること」

・「話し相手になること」の重要性

・パパはママのオンリーワンのカウンセラー

・カウンセリング技法のひとつ「傾聴技法」について

・話し相手になれない時の対処

この記事によって、私が妻にしてしまった「マズイ対応」を回避して、円満なパパ育休の助けになれば幸いです。

パパ育休3か月目に近づいたある日に起こったこと

それは、パパ育休3か月目に近づいたある日に起こりました。

私はこの件についてママと家族会議をして、どんな気持ちだったのかを共有しました。

その共有の結果も交えて、状況を再現してみます。


ある日、テレビを見ながらママと話していました。

私の妻
私の妻

午前中にマッサージに行ってきたんだけれど、それがとても気持ちよかったのよ!

私

ふーん、そうなんだ。(テレビ番組に集中)

私はテレビ番組に集中していたため、ママの話を聞き流してしまいました。

私の妻
私の妻

マッサージをしてくれた人が今度学校を開くみたいで、その資料を見せてくれるってさ!それを見てマッサージの勉強をしようかなって!

私

へー、そうなんだー。

ここでママの堪忍袋の緒が切れました。

怒り妻
怒り妻

ちょっと、私の話、ちゃんと聞いてるの!?私の話ってつまらないの!?

私

いやいや、他人の話ってつまらないでしょ?

私はテレビ番組に集中するあまり適当なことを答えてしまいました。

怒り妻
怒り妻

ちょっと、それどういう意味!?私の話がつまらないってこと!?

会話終了後、ママの様子がおかしくなりました。

後で聞いたところ、以下のように悩んで、一晩眠れなくなったそうです。

落ち込み妻
落ち込み妻

私の話ってつまらないんだ・・・。私たち結婚して8年、パパは8年間私の話をつまらないって思っていたんだ・・・。

次の日の朝、ママは

落ち込み妻
落ち込み妻

何を話してもつまらないんだろうなぁ。私の話なんて、つまらないんだ。

と思い込みパパには業務連絡以外話しかけなかったそうです。

長女を小学校へ送り出し、次女を幼稚園に連れて行くという、毎朝のルーティンを終わらせ帰宅した時のことです。

ママが真剣な面も持ちで話しかけてきました。

落ち込み妻
落ち込み妻

パパ。私の話ってつまらないの?結婚生活8年間、私の話をつまらないって我慢してきたの?そうなの?

私

座って話そうか・・・。

私はママとちゃんと話さなければならないと感じて、座って話すことを促しました。

私たちは座った後に、話始めました。

落ち込み妻
落ち込み妻

私の話つまらないんでしょ?我慢して聞いているんでしょ?8年間も・・・。

私は、はっとして、昨日テレビを見ながら適当に応答したことを思い出しました。

私

昨日はテレビ番組に集中していて、適当に応答していた。申し訳ない。8年間すべてのママの話がつまらないというつもりでは話していないよ。

落ち込み妻
落ち込み妻

私が楽しかったこととかマッサージが気持ちよかったってことをパパに聞いてほしかったのに、聞いてくれなくて、とても悲しかった。

私

本当に申し訳なかった。今後はママの話を聞くときは、テレビを消して集中して聞くよ。ごめんなさい。

落ち込み妻
落ち込み妻

私の話がつまらないとかそういうことじゃあなかったってこと?

私

そういうことです。ちゃんと話を聞いてあげなくてごめんなさい。

私の妻
私の妻

わかったわ。誤解だったってことね。

と、こんなことがありました。

この会話のあとにママが教えてくれましたが、産後のママがやってほしいことナンバーワンは以下のことだそうです。

産後のママの話し相手になることの重要性

産後のママが欲しがっているのは「話し相手」です。

パパ育休を取っているのであれば、産後ママの十分な話し相手ができます。

しかし、パパが働いているのであれば、これはなかなかタイミングが合わせないとコミュニケーションがとりづらいこともあるかもしれません。

私は2人目の時にこの状況に陥ってしまい、ママの精神状況が落ち着かない時が多々ありました。

そのこともあったので、3人目が産まれたら、絶対に育児休業を取ろうと決めていました。

話がそれましたが、産後ママが話を聞いてほしいことは以下の点が重要だと考えます。

パパが話し相手としてやってほしいこと

・ママの楽しかったことを聞こう

・ママがつらかったこと聞こう

・ママが頑張ったことを聞こう

ママはマタニティーブルーという状況で非常に精神バランスが崩れています。

マタニティーブルーについては産後1か月の時書いた記事に書いてあります。

良かったら読んでみてください。

産後ママは精神バランスが崩れているので、いつもは大したことではないことでも、普段の10倍は落ち込みます。

産後ママの話を聞いてあげてください。

話を聞くということには、カウンセリングの効果も期待できます。

パパはママのオンリーワンのカウンセラーでもあると思います。

ママは産後のマタニティーブルーに苦しんでいることを再認識して、ママの話に真剣に耳を傾けましょう。

ママの話の聞き方ってなんか方法あるの?って感じたので、調べてみました。

カウンセリングの技法のひとつの傾聴技法について見つけたので、共有しようと思います。

カウンセリングの技法「傾聴」について

ここでカウンセリングの技法のひとつである、傾聴について紹介したいと思います。

傾聴力3原則

傾聴力3原則という概念があるみたいです。

私が調べた結果を自分の経験に落とし込んでみました。

結構個人的な見解なので、参考程度にしてください。

傾聴技法を知るきっかけとしてくれたら幸いです。

気になる人は調べてみてください。

共感的理解

人が感じている感情を自分も感じているように理解することです。

ママが感じていることをパパも感じてあげましょう。

無条件の肯定的関心

目の前の人が犯罪者であろうと誰であろうと、一人の人間として認めるということです。

寝不足イライラママが激烈に怒っているのを見たとしても、ママはママです。

怒っているとか、イライラしていることは抜きにして、一人のママとして接しましょう。

自己一致

自分の感情についてちゃんと理解している状態のことです。

ママが怒りを感じているのであれば、ママ自身が怒りを理解できるように、話を聞いてあげましょう。

ママがイライラしているのであれば、そのイライラについて理解できるように、話を聞いてあげましょう。

ママの話し相手になれない時は・・・

産後ママの話を常に集中して聞けば問題ないのですが、パパだって疲れている時があると思います。

パパだって疲れます。にんげんだもの。

最初に言っておきます。

一番やってはいけないことは「適当に対応すること」です。

今回の私の経験で分かったことです。

産後ママの話に、絶対に適当に応答しないでください。

ちゃんとママの話を聞いてあげてください。

これだけは、パパは覚えておいて損はないです。

では、パパが集中して話を聞けない時はどうすればいいのか。

それは、ちゃんと疲れていることを伝えて、話を聞けないことを伝えましょう。

そして、必ず話を聞くタイミングを作りましょう。

これは、仕事よりも大事なことだと思います。

家族関係がギクシャクすると、仕事に集中できません。

私はそうでした。

毎日ママと話す時間を作りましょう。

朝でもいいですし、夜でもいいです。

私はパパ育休中なので、日中話を聞くことができますが、仕事をしているパパであれば、朝か夜のタイミングしかないでしょうね。

昼休みに電話で話すという手もありますが・・・。

電話でのコミュニケーションなので考慮が必用ですね。

やはりフェイストゥフェイスには勝てないのかと思います。

一番やってはいけないことは、「適当に会話をすること」です。

産後ママが勘違いをしてしまったら、普通の10倍落ち込みます。

ちゃんとコミュニケーションをしましょう。

まとめ

今回は私が経験したことを、共有しようと思って記事にしました。

産後ママの対応に悩んでいるパパの参考になればうれしいです。

パパ育休中のパパへ

ママの話を丁寧に聞きましょう。テレビを見ながら会話するのはおススメしません。テレビを消しましょう。

働いているパパへ

産後ママとのコミュニケーションを取ってください。お仕事は忙しいですが、ママは精神バランスが著しく崩れています。話を聞いてあげてください。ママはそれだけで救われるのです。

夫婦コミュニケーションのおススメの書籍について

夫婦のコミュニケーションについて参考になる本が1冊あります。

それは、【夫婦・カップルのためのアサーション:自分もパートナーも大切にする自己表現】という書籍です。

この書籍には夫婦であっても言った方がいいこと、言わないほうがいいことについて書かれています。

また、夫婦喧嘩のパターンについても書かれているので、とても参考になると思います。

もし夫婦関係のコミュニケーションで悩んでいるようであれば一読する価値があると思います。

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