
パパ育休なんかとってられるか!仕事が忙しいいんだ!収入も減るんだぞ!パパ育休なんて必要ない!ママが家にいるから大丈夫じゃあないか!
そういうパパは是非この記事を読んでください。
私は長女7歳、次女3歳、三女0歳の3児のパパです。
1人目、2人目については育児休業を取得しませんでした。
3人目の子どもが生まれたときにはじめて育児休業を取得しました。
男性版の育児休業をパパ育休と言うみたいです。
取得開始時期は産まれた後の2週間後からですが、有給等を消化して、出産立ち合いからお休みをとりました。
その私が、実際に育児休業を取得して感じたメリットを紹介することで、育児休業不要論のパパを説得しようと思います。
結論を先に言います。
パパ育休を取った方がいいです。
私は1年間とろうと思っています。
✅この記事を読むとわかること
・パパ育休を取得するメリット
・パパ育休を取得するデメリット
・デメリットを考慮してもパパ育休は取った方がいい!
私は実際に育児休業を取得して2か月が経過した3児のパパです。その3児のパパが育休について感じたメリット、デメリットを説明します。
- パパ育休を取得する7個のメリット
- メリット①:赤ちゃんの成長を産まれた瞬間から毎日、毎時間をママと一緒にシェアできる
- メリット②:出産という生死をかけたイベントを乗り越えた愛するママのサポートができる
- メリット③:愛する妻がやってくれていた家事の大変さを感じ、家事をやってくれていた妻へ感謝の気持ちがうまれる
- メリット④:パパの家事能力の向上により、より強固な家族体制の構築ができる
- メリット⑤:小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる場合、宿題を丁寧に教えることができるので、学力が向上する。
- メリット⑥:いくらお金を積んでもできない経験ができる。
- メリット⑦:収入が減少するため、ギリギリ限界の節約を意識することで、ミニマムの生活水準を体験できる。
- ×パパ育休を取得する【デメリット】×
- まとめ
パパ育休を取得する7個のメリット
私が考えるパパ育休を取得するメリットについて7個紹介します。
もっとたくさんメリットはありますが、ピックアップして紹介します。
メリット①:赤ちゃんの成長を産まれた瞬間から毎日、毎時間をママと一緒にシェアできる
赤ちゃんの成長って早いですね。
産まれて1週間で家に帰ってきたときには、足が鶏ガラみたいに細かったのに、1か月すると、ママのおっぱいでどんどん大きくなってきて、2か月経過した今は大きくなりすぎて首がなくなってます。
たった2か月で見た目がこんなにも変わるなんて、人間の体って不思議ですね。
赤ちゃんの成長力ってすごいですね。
私は1人目と2人目が産まれたときは仕事を続けていたので、毎日仕事に疲れて帰ってきて、なかなか集中してみれなかったのを覚えています。気が付いたら寝返りしてたって感じでした。
パパ育休をとった3人目は赤ちゃんの成長をしっかりと感じられていて、とても幸せです。
メリット②:出産という生死をかけたイベントを乗り越えた愛するママのサポートができる
出産を終えたママは疲弊しています。
ママの体は赤ちゃんを産むための体から、元の体へ戻っていきます。
しかし、体の変化が起こるということは体力を大きく消耗します。
1か月間はまともに家事ができないと考えるべきです。
そんなママを付きっ切りでサポートできるのが、パパ育休です。
ママの代わりに食事の準備をする。
ママの代わりにトイレ掃除をする。
ママの代わりにお風呂掃除をする。
ママの代わりに長女の小学校の準備をする。
ママの代わりに次女の幼稚園の準備をする。
ママの代わりに長女と次女を寝かしつける。
ママの代わりに朝早く起きて朝ごはんを作る。
と、サポートできることはたくさんあります。
愛するママを思いっきりサポートしてください。
私が妻が退院後1週間たった時に書いた記事があるのでこちらも参考にどうぞ。
メリット③:愛する妻がやってくれていた家事の大変さを感じ、家事をやってくれていた妻へ感謝の気持ちがうまれる
妻がやってくれていた家事はとても大変なことでした。
2か月間やってきて思った率直な感想です。
朝起きて朝ごはんを作りつつ、長女の小学校の準備、次女の保育園の準備、次女を保育園へ自転車で送り、帰ってくる。
妻は働いていたので、この後に働きにいっていたことを考えると、とても大変なことをしていたと感じました。
特に料理は大変です。
もし、ママが毎日料理を作ってくれているのであれば、最上級の感謝を伝えるべきです。
私は2か月間ほぼ毎日、料理を作り続けましたが、こんなにも大変なことは無いと思います。
経済的な理由で育児休業を取らないパパは絶対いると思います。
そのパパにお願いです。
1食でもいいからパパが作ってあげてください。
1食夕ご飯をママに作ってあげてください。
ママは授乳と夜泣きでヘロヘロです。
それなのに料理を「毎日」してくれているのです。
1食パパが作ってあげれば、ママは休めます。
私が1か月料理を作り続けてたある日に妻とこんなやり取りをしました。

毎日料理してくれてありがとう。
ってか、人が作ってくれた料理っておいしいね。

ん?人が作るなら外食だって同じじゃん?

違うのよ。パパが作ってくれる料理がおいしいの。
もしかしたら世の中のママはパパの作る料理を食べたいのかもしれません。
私が2か月料理を続けたときに作った料理や使った出汁について書いた記事がありますのでこちらも参考にしてください。
メリット④:パパの家事能力の向上により、より強固な家族体制の構築ができる
2か月間家事をやっていて感じたことは、私の家事能力の向上です。

2か月も家事やっているなら上手くなって当然だろ!パパ育休関係ないじゃん!
まぁ、こんな意見があるかもしれません。
ただ、家事は思っているより大変ですよ・・・。
世の中のパパはもう少し認識したほうがいいかもしれません。
大変さについてはメリット2で述べたので同じことは言いません。
もし、納得できないパパがいるのであれば、「1週間、家事を全部やる」を試してみてください。
これで家事の大変さは体験できます。

家事の大変さはわかったよ。でもなぜ、それが家族の体制強化につながるの?
こんな疑問が出てくると思います。
パパが家事ができるということは、ママが体調不良になったとしても、家事が止まらないということです。
つまり、家族の緊急事態の発生がほぼなくなるということです。
ママが体調不良であれば、パパが家事を回す。
ママが友達と遊びに行くのであれば、パパが家事を処理しておく。
このような選択肢ができることで、ママのストレスが軽減します。

ママのストレスは軽減するけどパパのストレスはたまるだけってこと?パパにメリットなくね?
こんな風に思うパパは多いと思います。
しかし、ママは同じことを思っています。
ずっとママがやってきたのです。
ママのストレスは爆発寸前です。
パパが家事をすることで、ママのストレスを軽減できます。
ママのストレスが軽減するのであれば、家庭内不和の発生を抑えることができます。
つまり、パパが家事をすると、家庭内不和の発生を抑えることができます。
家庭内不和が発生してストレスがたまらないパパはいないですよね?
なのでパパが家事をできるようにすることは家族にとって重要なことなのです。
もし、ママが体調不良になったら、パパがワンオペで家事育児料理を必要があります。
ワンオペする際の注意点を実際ワンオペした経験談も交えて紹介している記事があるので参考に見てみてください。
メリット⑤:小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる場合、宿題を丁寧に教えることができるので、学力が向上する。
このメリットは正直、意外なメリットです。
実際どのような感じなのか、我が家の実例を紹介します。
ある平日の午後、小学生の長女が帰宅します。

ただいまー!友達と約束したから公園に遊びに行っていい?

宿題やってから遊びに行きなさい!手を洗ったらすぐやって!終わってから遊びに行きなさい!

はーい。わかったよ・・・。
20分後・・・

宿題終わったよ!!あってるか確認して!!
早くしないと遊ぶ時間なくなっちゃうよ!!

どれどれ・・・

おぎゃー!!!おぎゃー!

赤ちゃん泣いちゃった!パパ宿題見てあげて!

よっしゃ!まかせろ!
長女は宿題を無事に終えて遊びに行けました。
もしパパが居なければ、ママはあきらめて長女を遊びに行かせてしまうと思います。
そうすると、宿題をやるのは遊んで帰ってきてからということになります。
夜に宿題の時間を作るには、パパの協力が不可欠です。
しかし、パパ育休をとっていなければ、子どもの宿題を見る余裕はありません。
宿題をちゃんとやれないので、学力にも悪影響があるかもしれません。
パパ育休をとっていると、丁寧に宿題を見ることができます。
そして我が家はディズニーの英語教材を購入して使っているので、その教材で一緒に遊んで英語の勉強をする、ということもしています。
これはパパ育休の趣旨ではないですが、副産物のメリットとして大きなことであると私は感じています。
ディズニーの英語教材について記事を書いているのでこちらも参考によかったらどうぞ。
メリット⑥:いくらお金を積んでもできない経験ができる。
これは個人によって考え方が違うとは思います。
私はお金を払ってもできない経験をできるのであれば、お金より経験を取るという人生の価値観を持っています。
子どもの成長を見守ることができる制度があるのであれば、それをフル活用して、自分の子どもの成長を見守るという選択をしたということです。
このことについて後悔は全くありません。
むしろ、長女、次女の時に「なぜ育休を取らなかったのか・・・」という後悔の念のほうが強いです。
私が後悔する理由として、1人目の長女の時に、仕事ばかりをして残業して家に帰って、赤ちゃんの世話もせず、妻のサポートもせず、何もしないで寝るということをしていた結果、私の妻は産後鬱の一歩手前の症状が出てしまいました。
妻は心の中で「子どもが落ち着いたら離婚する」と思っていたと、当時の気持ちを教えてくれました。
2人目の次女の時は赤ちゃんのお世話は比較的できていましたが、やはり仕事と育児と妻のサポートを同時にこなすことが難しく、今度は私が精神的に参ってしまうという状況になりました。
この経験から、もし3人目ができたら、絶対に育児休業を取ろうと心に決めていました。
なぜならば、長女と次女の時に後悔しているからです。
後悔しても取り戻せないものは取り戻せないのです。
後悔しないためにも、ぜひパパ育休を取ってほしいと思います。
産前産後付近はママのメンタルはマタニティーブルーという症状により、不安定になります。パパはママの様子を気にかけてあげてください。
産後1か月のマタニティーブルーについて私の実体験を記事にしているので、興味があれば見てみてください。
メリット⑦:収入が減少するため、ギリギリ限界の節約を意識することで、ミニマムの生活水準を体験できる。
パパ育休を取ると育児休業手当金が出ます。
民間の会社員であれば、雇用保険から出ます。
公務員であれば、共済組合から手当金が出ます。
しかし、標準報酬月額の67%しか手当金が出ません。
詳しくはこの記事で書いてます。よかったら見てください。
この記事はパパ育休を取ったパパが感じた率直な感想です。
私と妻は考えました。
収入が減るのであれば、支出を減らすしかない。
つまり節約です。
実際に節約するために意識したことは以下の4項目です。
✅節約のためにやったこと4項目
・電気代の節約
・食費の節約
・こどもの習い事を一時中断する
・積み立てNISAの積立額を減額
それではそれぞれの項目について説明します。
✅電気代の節約のため改善した項目
・炊飯器の保温をしない。あまったごはんはラップに包んで冷凍庫へ入れて保存。
・ホットクックの保温を使わない。余りものは保管用機に入れて冷蔵または冷凍保存。
・浴室乾燥を使用しない。妻が調べてくれましたが、家の中で最も電気を使う家具が浴室乾燥だったそうです。
・使用しないのであればコンセントを抜く。こまめにスイッチを切る。
ざっとこれで、電気代1万円分節電できました。
✅食費の節約のため改善した項目
・ネットスーパーを止めて、近所の安いスーパーへ買いに行く。
→ ネットスーパーはなんだかんだで高くつきます。パパ育休を取っているのであれば、マンパワーがあるので、安いスーパーへ買いに行く方が、節約効果が高いことに気が付きました。
・1週間の料理メニューを決め、google keepメモに食材リスト作成してから買い物に行く。
→ メモに書かれているもの以外を買わないようにする。お惣菜トラップに引っかからないように、お昼前にスーパーへ行くときは、お昼ご飯を食べてから行くこと。余計なものを買わない。家で作って食べましょう。
・外食をしない。
→ 節約効果絶大です。我が家は外食1食につき3000円消えます。家で食べましょう。外食は塩分高めになるので、家で自炊すれば健康にもいいです。しかし、マクドナルドはしょうがないと割り切ります。長女と次女がハッピーセット、ハッピーセットうるさいので・・・。食費は5万円から4万円へ節約。外食はマクドナルド2回程度でクーポンを使い支出を抑えました。
google keep メモって何?ってパパ、ママはこちらの記事を読んでみてください。
✅子どもの習い事を一時的に中断する
長女には申し訳ないが英会話教室を一時的に中断しました。
長女が体力的にきついと言っていたのでちょうどよかったのかもしれません。
節約金額は3万円でした。
✅積み立てNISAの積立額を減額
私は最強投資方法は積み立てNISA毎日インデックスファンド積み立てと思っています。
毎日積み立て1000円していましたが、400円に減額しました。
これは苦渋の決断ではありましたが、背に腹は代えられません。
節約金額は15000円でした。
✅毎月節約合計金額はなんと6万5000円!
結果的に毎月節約金額は6万5000円です。
私と妻は驚きました。
やろうと思えばこんなに節約できるのかということに。
そして、わくわくしてきました。
もし仕事復帰して、元の給料に戻ったらどれだけ毎月貯金できるのかということに。
収入が極限すると、ミニマムの生活水準がわかりますよ。
つまり、これだけの収入があれば、私たちの生活は維持できる!という自信にもつながります。
×パパ育休を取得する【デメリット】×
パパ育休取得を推進する私がパパ育休を取得するデメリットについて考えてみました。
✅育休1か月が過ぎたときに妻に言われたこと
パパ育休を取得し、1か月が経過した時に妻に言われたことは、

収入が激減するわね。こんな収入じゃあやっていけない!
手当が半分になる半年後は復帰も考えなきゃね!生きていけないわ!
と言われました。
実際は生活防衛費という名目で貯蓄をしていたので、半年は耐えられる計算でした。
しかし、毎月入っていた給料が入ってこないというのは、メンタル的に厳しいものでした。
✅しかし、育休2か月経過後・・・
2か月経過した今妻に言われたことは、以下のようなものでした。

お金を何とかして育児休業を1年間取得してもらいたい!今から節約頑張ろう!パパがいない生活なんて考えられない!
妻にそのように言ってもらえました。
私も妻を助けて家事をしているうちに、妻への感謝の気持ちが大きくなっていくのと同時に、妻も家事の大変さを理解してくれたことがうれしいみたいでした。
収入が減ることはわかっているので、何とか1年取得できるように、節約、貯蓄、頑張ります。
✅つまり、パパ育休のデメリットは・・・?
ありません!
妻との愛が深まるってことです!
まとめ
まとめです。
パパ育休のメリットについてはこんな感じです。
✅パパ育休のメリット7選
① 赤ちゃんの成長を産まれた瞬間から毎日、毎時間をママと一緒にシェアできる
② 出産という生死をかけたイベントを乗り越えた愛するママのサポートができる
③ 愛する妻がやってくれていた家事の大変さを感じ、家事をやってくれていた妻へ感謝の気持ちがうまれる
④ パパの家事能力の向上により、より強固な家族体制の構築ができる
⑤ 小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる場合、宿題を丁寧に教えることができるので、学力が向上する。
⑥ いくらお金を積んでもできない経験ができる。
⑦ 収入が減少するため、ギリギリ限界の節約を意識することで、ミニマムの生活水準を体験できる。
✅パパ育休のデメリット
あ・り・ま・せ・ん!
もう一度繰り返します。
あ・り・ま・せ・ん!
妻との愛が深まるってことです!
パパ育休2か月目の私が感じたことは以上です。
パパ育休を取らないなんてもったいないです。
どんどんパパ育休を取りましょう!
子どもの成長を見守れる幸せを感じましょう。
そして、最愛の妻との時間を楽しみましょう。
追伸:パパ育休を取って3か月経ったらまた記事を書こうと考えています。
というか、毎月、パパ育休中に私が感じたことを記録していこうかなって思ってます。
これからパパ育休を取得するパパや、旦那さんがパパ育休を取得するママの参考になればと思います。
良かったら参考にしてください。
もしパパ育休が取得できないのであれば・・・
それでもどうしてもパパ育休が取れないというパパはいると思います。
パパが育休を取れない時にパパがやったらいいと思う、産後ママへのフォローについて記事にしてみました。
家庭の事情でパパ育休が取得できないパパは読んでみてください。
追伸:パパ育休開始から3か月経過した時に感じたこと
私がパパ育休を取得して3か月経過した時に書いた記事はこちらになります。
ママの話し相手になることの重要性について書いてあります。
よかったら参考にしてみてください。
パパが育休を取って感じたことなどを時系列にまとめました
パパが育休を取った感想等の記事を時系列にまとめたページを作りました。
時系列に記事を並べてるので見やすいと思いますよ♪
これから育休を取るパパの参考になると思います!